
パワギガE(NZ-680-A)をはじめとするパワギガシリーズは、学校や幼稚園の先生や工場見学案内、ボランティアの観光ガイド、展示会やイベントなど、様々な用途でご愛用頂いております。音声の拡声器として広く認知されておりますが、実は、楽器演奏用の携帯型アンプ・スピーカーとしても、多くの実績があります。
福祉施設等の慰問で、ハーモニカや尺八、三線などの楽器演奏される方、路上演奏される方、阿波踊りの三味線などなど、楽器演奏用の用途でも色々な楽器でご愛用頂いております。チンドン屋さんでも使って頂いております。
手の平サイズで小型・軽量(パワギガEの本体 258g(充電電池含))ですので、バッグなどに入れて、どこにでも持ち運ぶことができ、しかも、パワギガE(NZ-680-A)の場合、定格15W(最大20W)の高出力で高音質、楽器の音も綺麗に大きく奏でることができますので、大変重宝頂いております。(音質に関しては、使用される方の感覚にもよりますので、音質を確認されたい方は、無料サンプルを用意しておりますので、お試しになってみて下さい)

先日パワギガE(NZ-680-A)をご購入頂いたNさんは、尺八の先生をされています。教室で尺八や唄を教えておられて、老人ホームなどにも慰問に行かれ、尺八演奏をされているそうです。『持ち運びが楽で、音質も音量も問題無し。非常に使いやすいです。』と、嬉しいお言葉を頂きました。
お話の中で、『吹き唄い』と言った聞きなれない言葉を聞いたもので、少しお話を伺ってみました。
『吹き唄い』とは、尺八で前奏や間奏を演奏して、自ら唄もうたう演奏方法とのことです。『演奏用にピンマイク、吹き唄い用に咽喉マイクを使用しています。』とのことでした。
パワギガEには、マイク入力は一つしかありませんので、聞いた時、理解できなかったのですが、尺八に装着されたピンマイクとパワギガE、咽喉マイクの写真を見せていただき、びっくり。見事に『吹き唄い用のパワギガE』が作られていました。

ご自分で分岐プラグを用意して、パワギガEのマイク入力を分岐され、ピンマイクと咽喉マイクを接続されていました。
尺八にピンマイクを装着し尺八の音を拾い、唄うたい用には咽喉マイクを使用するそうです。マイクを抜き差しする事無く、尺八で演奏して、尺八を口から放して唄をうたえば、首に装着した咽喉マイクで拾って、唄を拡声、スムーズに演奏できるそうです。
ピンマイクと咽喉マイクのコードは、ビニールチューブを使って、スマートにまとめていらっしゃいました。パワギガEは、小型のため、尺八のケースの中に一緒にいれて持ち運べるため、移動にも便利ですと、ケースに入れた画像も頂きました。

演奏、伴奏のみで使用するためのピンマイクのみ尺八に取り付けたタイプも用意され、本格的に教室で使い始めたとのことでした。Nさま、ご丁寧にご指導頂きありがとうございました。
どうしても、固定概念にとらわれてしまいがちですが、ユーザーさまのアイデア、使い方で新たな発見をさせていただくことが多いです。今回ご指導頂いた、吹き唄い用のパワギガEの使い方は、ハーモニカなど他の楽器でパワギガを使って頂いてる方の中にも、要望されている方がいるのではないかと思います。面白い使い方ですので、広くご紹介していきたいと思います。
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