カテゴリー: DCアンプ・車載アンプのFAQ

移動販売車・広報車用・船舶用マイクアンプに関して良くあるご質問



公園の害鳥を追い払うためCD音源を放送アンプで拡声

【ご質問】
DC12Vで20W位の車載アンプで公園の中のカラス(害鳥)を追い払うのに使用したく、購入を検討してます。CDラジカセに録音した音源をカラスに向けて流したいと思っているのですが、CDラジカセを車載アンプのマイク端子につないで再生すれば、スピーカーから聴こえますか?
簡易放送アンプ NT-102AC
もしくは、ケーブルで接続するのではなく、ラジカセのスピーカーにマイクを当てて音をひろって流すのも可能ですか?

【回答】
CDプレイヤーなどの外部機器を車載アンプに接続する際、車載アンプのマイクへの接続も可能ですが、過入力になってしまうため、抵抗入りケーブルをご使用下さい。

もし放送アンプに外部入力端子「AUX」があれば、そちらへの接続でしたら抵抗入りケーブルではなくて(通常の抵抗なしケーブルで)大丈夫です。

また、接続ケーブルなしでラジカセのスピーカーから音を拾う方法ですが、あまりお勧めではありません。音も小さくなってしまうことも考えられますし、マイクで音を拾う場合、音量を上げるとハウリングを起こしてしまいます。ですので、接続コードを使うことを推奨致します。

⇒ DC12V 車載アンプセット一覧

マグネットスピーカーの傷つきと走行中の利用に関して

nzs30md
【ご質問】
車に載せるトランペットスピーカーでマグネットで固定するタイプを拝見しました。このマグネットスピーカーをルーフに固着された場合、車に傷が付いたりしないですか? また走行中の使用に関する注意事項も教えて下さい。

【回答】
マグネット設置面はラバーコーティングされておりますが、外周(縁部分)は金属製になっていますので、脱着の際、車のボディに傷が付かないよう、充分にご注意下さい。

固着する際、マグネット部分に砂鉄などが付着していないことを確認して下さい。また、車のルーフ設置面も砂埃等が無いようにふき取って、きれいな状態で取付を行って下さい。

車載用のマグネット付きスピーカーは、あくまでも仮設用ですので、走行中のご使用は避けて下さい。また、スピーカー開口部から強い風を受けたり、何らかの衝撃を受けると脱落する恐れがありますので、補助チェーン、補助ロープなどで脱落防止の対策を必ず取って下さい。

⇒ マグネット式スピーカー NZS30-MD(16Ω30W)

車で医療機器機器を使用するためのインバーターは?

【ご質問】
急遽、車で医療機器機器を使用しなければならない状況となり、病院側からインバーターの購入を指示されたものの、素人のため何を選択すべきかわからず困っております。恐れ入りますが下記の点についてご教示願います。

購入検討のインバーターは「INVS-AS300-12V」で適切かどうか? 条件は下記の通りです。

車:TOYOTA VOXY80系
医療機器:Fisher&Paykel MR850GJU 人口呼吸器用加温加湿器
(100V~50/60Hz、電源入力220VA、ヒータープレート150W、ヒーター60W)

接続する人口呼吸器は充電して使用可能のため、この分の電源は考えなくともよいとの医師からの説明でした。そのため人工呼吸器は考慮せずご回答いただけると幸いです。

【回答】
まず、使用されるお車『TOYOTA VOXY』(普通車)は、DC12V電源のお車で、医療機器を接続になりますので、正弦波インバーターもDC12V用の中から選択して頂くことになります。

対応するインバーターの容量に関してですが、
接続予定の人口呼吸器用加温加湿器 MR850GJUのメーカー(Fisher&Paykel社)のWEBサイトを確認してみましたが、機器の詳細仕様書が確認できませんでした。そのため、ご申告頂いた機器の仕様を前提としての選定となりますことをご了承下さい。

ヒーター系の負荷が2種類で、合計210Wとのことですので、余裕をみて、正弦波インバーター ASA-600-12V(定格出力 560W 最大600W)を奨励いたします。

弊社の正弦波インバーターのシリーズには、安全装置が付いているため、容量を超えた負荷がかかった場合、動作をストップしてインバーターを保護する仕様になっています。

ご検討頂いているAS-300-12Vでも、作動する可能性は十分ございますが、使用する機器とインバーターの容量の余裕が少ないため、急な負荷がかかり容量を超えた場合、安全装置がかかりインバーターがストップしてしまう可能性があります。

命にかかわる機器を接続することになりますので、安心して使用できる余裕のある600Wタイプをお勧めします。医療機器ですと、矩形波インバーターでは動作しませんので、ご注意下さい。

ちなみに、人工呼吸器のようなポンプ(モーター)を使った機器は、機器の定格消費電力の2倍~10倍程度の容量のインバーターが必要な場合があります。容量が足らないと、インバーターが動かなかったり、途中で止まってしまったりすることになってしまいますので、選定の際は、インバーターの定格出力の容量で判断せず、使用される人工呼吸器等の機器のメーカー、型式等を提示のうえ、お気軽にご相談下さい。

⇒ 正弦波インバーター INVS-ASA-600-12V (定格560W)

⇒ 正弦波インバーター INVS-AS300-12V (定格280W)

第4種汽笛SG-122接続方法は

sg122
【ご質問】
現在、船で使用している汽笛が壊れたので交換しようと思い、購入前に第4種汽笛SG-122のことでお伺いします。

船にはアンプ、スピーカー、マイクは別に設けてあるので、この汽笛だけを鳴らすようにしたいのですが、可能ですか?分電盤に汽笛のスイッチがあるので、今までと同じように、そのスイッチで鳴らすようにしたいと考えています。

御社のインターネットでSG-122の写真を見ますと、ケーブルが4本、白・黒・赤・緑とあります。船を確認したら、白と黒のケーブル2本だったのですが、どのように接続したらよいのか、教えて下さい。

【回答】
はい、汽笛だけを鳴らすことは可能です。通常、バッテリー(DC24V)と汽笛との間に押しボタンスイッチを介して接続するだけです。押しボタンスイッチは付属しませんので、ご用意下さい。今回の場合ですと、以前使用していたスイッチなどがあるようですので、汽笛のみを交換するだけですね。

接続ケーブルは、お持ちの汽笛と同様、白と黒だけをバッテリーと接続します。使用しない赤と緑はテーピングなどをしておいて下さい。
ちなみに赤と緑の端子はスピーカー入力となっております。この汽笛は、専用のマイクアンプ MA-427と接続して使用するとマイク放送もできるるようになります。その際のスピーカー接続端子が赤・緑です。専用のマイクアンプ MA-427と接続した場合は、アンプ側の汽笛スイッチで汽笛を鳴らすことができます。

⇒ 第4種汽笛 SG-122 DC24V

⇒ 汽笛専用マイクアンプ MA-427