カテゴリー: その他のFAQ

その他の機種や製品以外に関してよくあるご質問



父の介護をしている耳の遠くなった母の補聴システム

【ご質問】
父の介護をしている母の耳が遠くなってきているため、上手く意思の疎通ができなくなってきているようです。寝室から父が呼んでいる事が、台所にいる耳の遠い母にまで分かるといいと思っています。

スピーカーなどを使えば、父の声が母に届きますでしょうか?何か良いものがあれば、ご紹介下さい。

【回答】
補聴支援ワイヤレスシステム(聞声るんです2)という機器がございますので、ご紹介致します。
講演会やセミナー、説明会などの会場で耳が遠くてよく聞こえない方などが、講師の音声を直接受信してイヤホンで聴くことが出来るシステムで、ワイヤレスマイクとレシーバー・イヤホンのセットになります。

⇒ 補聴支援ワイヤレスシステム 聞声るんです2


今回の場合は、お父さまがワイヤレスマイクで話した音声を、お母さまが身に付けたレシーバーで受信し、イヤホンで聞くといった使い方になります。
通信距離は、見通しの良いところで100mほどです。建物の構造や部屋の配置、材質にもよりますが、一般的な木造の家屋であれば、寝室から台所や家の中にいるお母さまへ音声を届けることができると思います。

お問い合わせ頂いたように、スピーカーなどを使って声を大きくすれば、お母さまに声が届く可能性はありますが、大きな音で拡声されますので、健常な耳のほかの家族にとってはうるさい程度の音量になってしまうでしょうし、音量によってはご近所さまにも、お父さまの話した音声が届いてしまうようなことになってしまう可能性があります。

その点、聞声るんです2であれば、無線で音声を飛ばして直接イヤホンで聞きますので、ご近所に声が漏れる心配はありません。

ただ、一点心配なところとしましては、お母さまの耳の状態です。
聞声るんですは、難聴の方に実績のある機器ではありますが、一概に耳が遠いといっても、個人差がかなりあると思います。それぞれ症状が異なりますので、すべての方に合うという機器ではありません。

お母さまの耳の具合にもよりますので、使用できるかどうかは、実際に使用してみないとなんとも言えないところです。

一応、聞声るんです2の機器は、レンタル品にラインナップしておりますので、有料にはなりますが、お試し頂くこともできます。もし宜しければ、レンタルお試しをご検討下さい。

下記2点の構成が、聞声るんです2と同じ構成になります。
レンタルお申し込みフォームからお申込頂くの際、ご要望欄に『聞声るんです希望』と記入いただけましたら、高感度イヤホンも同梱致します。

⇒ 【レンタル】 マルチマイク(RENT-M820)

⇒ 【レンタル】 ワイヤレスレシーバー(RENT-R800)

チケット売り場用マイクの取付穴寸法に関して


【ご質問】
チケット売り場用マイクシステムの親機を設置する場所が狭くて限られたスペースのため、壁掛けにしたいと考えています。壁掛け用の穴はあるとのことですが、寸法(ネジ間のピッチ)を教えて下さい。

【回答】
下図をご参照願います。
3本のネジで固定しますが、上の2つのネジ間のピッチは130mmでございます。なお、使用するネジはφ4mmの皿ビスを推奨致します。また、壁面からビス頭までの隙間は約5mmに調整するとちょうど良いかと思います。

⇒ 窓口インターホン NZ-2006A 詳細

ビーガイド(アナログ)40台で説明者2人の場合?


【ご質問】
アナログ式ビーガイドで受信機40台の購入を検討しています。
説明者が2人いるので、2台の送信機を使い、その音声を40人が受信して聞くことが可能なのでしょうか? 

【回答】
受信人数に制限はありませんので、同じチャンネルに設定しておくことで、何人でも受信できます。
ひとつのグループで使用する場合は、送信機と受信機ともに同じチャンネル設定ではなくてはなりません。ですので、説明者2人がそれぞれの送信機を同じチャンネルで使用すると、混信がおこります。回避するためには、送信機の電源を交互に入れる必要がございます。(これはデジタル方式においても同様です)

⇒ デジタルガイド20台セットで説明者2人の場合は?

▼マルチマイクに関して
アナログ式ビーガイドにおいては、マルチマイク(NZB-M820)という特殊な送信機がございます。マルチマイクは2つのマイクジャックを備えています。なので、例えば、説明者Aさんはハンドマイク、説明者Bさんはヘッドマイクを使用して、同じ送信機へ接続することで、2つのマイクの同時使用が実現できます。

⇒ マルチマイク(NZB-M820)

デジタルガイド20台セットで説明者2人の場合は?


【ご質問】
デジタル音声ガイド20台セット(NZD-TH1-20)2式の購入を検討しています。
この構成ですと、送信機が2台、受信機が40台ですが、説明者2人が送信機を使い、その音声を40人が受信して聞くことが可能なのでしょうか? 

【回答】
受信人数に制限はありませんので、同じチャンネルに設定しておくことで、何人でも受信できます。
ただ、問題は2人が送信機を使用するということです。ひとつのグループで使用する場合は、送信機と受信機ともに同じチャンネル設定ではなくてはなりませんが、送信者が2人いる場合は、2台の送信機の電源を同時に入れてしまうと混信してしまいます。
ですので、説明者(送信機)が2人いる場合は、ご面倒でも電源を1台ずつ入切していただき、同時に送信機2台の電源がONの状態にならないようにお使い頂く工夫が必要です。

⇒ 耳掛イヤホン式ガイドシステム 20台セット NZD-TH1-20