カテゴリー: 電源装置・インバーターのFAQ

安定化電源、アップバーター、バッテリー充電器などに関して良くあるご質問



電源インバーターを直結してもバッテリーが上らない仕様に


【ご質問】
正弦波インバーター INVS-AS300-12Vの購入を検討しています。
インバーターをバッテリーに直結した場合、機器を未使用であっても、電流が流れバッテリーが上がってしまうと聞きました。
そのため、適宜遮断できる仕様にしたいのですが、その際に必要な部品と適切なスペックを教えて下さい。

【回答】
正弦波インバーター INVS-AS300-12V には、電源スイッチが付いています。
特別の仕様にしなくても、インバーターの電源スイッチをOFFにすれば、電流は遮断できますので、INVS-AS300-12Vをバッテリーに直接接続した場合であっても、バッテリーが上ってしまうことはありません。
また、エンジンをかけていれば、機器を使用していないインバーターが原因で、正常なバッテリーが上ってしまうことはありません。

ただ、インバーターの電源スイッチを入れたまま、車のエンジンも止めてしまった場合、接続した機器を使用していなくても、微量ながらインバーターの待機電流は流れ続けますので、放置時間によってはバッテリーが上ってしまう可能性はあります。

そこで、インバーターの電源スイッチの切り忘れの対策ですが、
INVS-AS300-12Vには、ACC端子が付いていますので、お車のエンジンキーのACC ON/OFFに連動して、インバーターの電源がON/OFFするような取り付け方をすることができます。エンジンキーのOFFで、インバーターの電源スイッチも切れますので、電源スイッチの切り忘れによるバッテリー上がりを防ぐことができます。

※ACC線を接続して連動させる時は、インバーターの電源スイッチをOFFにして使用します。インバーターの電源スイッチをONにしておくと、ACCに接続していても常時接続と同じ状態になります。この状態で車のエンジンを止めてしまうと、放置時間によってはバッテリー上がりを起こす可能性がありますので、注意が必要です。

⇒ 正弦波インバーター AS-300-12V/24V

水中ポンプ用のインバーターが故障

ASA-600
【ご質問】
電源インバーターについてお尋ねします。水中ポンプを動かすのに今まで使っていたインバーターが壊れてしまいました。容量が小さすぎたのかもしれません。
どの程度の容量のインバーターなら大丈夫なのでしょうか?消費電力は301Wです。

【回答】
水中ポンプ・汲み上げポンプは、負荷の目安が定格消費電力表示の2倍~8倍となり、大きい方を掛けてインバーターを選定して下さい。例えば、今回の場合ですと、水中ポンプの消費電力301Wの8倍で、約2400Wとなります。

※補足
今回は、お使いの水中ポンプのメーカーと型式がわかり、確認したところ、正弦波インバーター AS-1000-12Vで使用可能とのことでした。中には矩形はでも動くものもあるようですが、正弦波の方が確実です。

⇒ 正弦波インバーター 一覧

放送アンプの電源は発電機で大丈夫?

FA-202 FA-204
【ご質問】
自治会の盆踊りやイベントで使うため、マイク放送アンプセットFA4-H525の購入を考えています。電源は発発(発動発電機)からAC100Vをとって使用する予定でが大丈夫でしょうか?

【回答】
アンプセットFA4-H525などのACアンプは、商用電源(電力会社から供給されるAC100V。家庭などのコンセントに接続して使用)での使用を想定しており、メーカーでは発動発電機など、商用電源以外での動作の保証をしておりません。ですので、発電機での使用は自己責任で使用頂く事になります。

発動発電機もピンからキリまであり、問題なく動作するものもありますが、中には出力電圧の不安定なもの、波形の不安定なのもあります。アンプの対応する電圧、合わない波形を入力すると、アンプが動作しないばかりか、壊れてしまう可能性がありますので、ご注意下さい。

⇒ ACアンプマイク(放送装置・放送設備・PA機器)詳細

全自動充電器は、リチウムイオンバッテリーで使えますか?

AFC30 全自動充電器
【ご質問】
貴社の全自動充電器 CHG-AFC30 は、リチウムイオンバッテリーでも使えますか?

【回答】
全自動バッテリー充電器 CHG-AFC30 は、鉛蓄電池専用の充電器ですので、リチウムイオンバッテリーの充電には使用できません。

破裂や発火などを起こす可能性が有り大変危険ですので、絶対に使用しないで下さい。リチウムイオンバッテリーの充電には、そのバッテリー専用の充電器をお使い下さい。

ご注意・警告

  • この充電器はバッテリーの充電専用に設計されたバッテリーチャージャーです。パワーサプライとして使用することは出来ません。
  • 充電できるバッテリーは普通車、大型車、産業機械用の他、密閉式バッテリーにも使用できます。
  • 電圧の異なるバッテリーへの接続はしないで下さい。
  • 直射日光が当たる場所、湿度が過度に高い場所など、適切でない環境での使用はしないで下さい。
  • 長時間充電を行なっても、充電状態表示ランプが緑色に変らない場合は、バッテリーが壊れている可能性があります。
  • この充電器はアルミボディによるほう熱構造となっています。ボディ部分は充電中通常温度で約50℃になるため、充電中は充電器ボディに触れないようご注意下さい。

⇒ 全自動バッテリー充電器 詳細