カテゴリー: 電源装置・インバーターのFAQ

安定化電源、アップバーター、バッテリー充電器などに関して良くあるご質問



ダンプ・船で同じアンプ・スピーカーは使えますか?

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【ご質問】
トラック(ダンプ)で外にマイクで放送したり、指示を出したりしたいのですが、20W程度のものだと、どのような商品がありますか?ちなみにダンプは24V仕様なので電源コンバーターなどが必要になりますか?
よく、船で案内に使ったりしているもの見かけますが、船も24Vだと同じアンプ・スピーカーが使えますか?

【回答】
車載アンプで20WタイプですとC24-E21A3がございます。こちらはDC24V仕様なので、コンバーターなど不要となり、重機や船舶等にもお使いいただけます。

⇒ 24V仕様 車載アンプセット一覧

統一地方選挙で車載アンプの音声がブツブツと途切れたのは?

【ご質問】
先日の統一地方選挙で車載アンプの不良が発生しました。
カセット付ミキサーと80W出力のアンプの組合せで使っていますが、ボリュームアップすると音声がブツブツと途切れてしまいます。音声も大きくなりません。

原因がわからず突然のことだったので機械の交換もできず困ってしまいました。
こちら側で考えられることは、電源をシガーライターから取ったことだけです。シガーライターから電源供給する場合は、ヒューズを20Aに交換しております。他のアンプでは同じ方法でも問題は発生しておりません。修理の必要があるか?ご検討下さい。
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【回答】
使用されている放送機器の仕様が分かりませんし、実際の機器を確認していませんので、はっきりした原因はわかりませんが、80W出力アンプですと、シガーライターのジャックから電源を取ることに無理があると思いますので、その辺に原因があるのではないでしょうか。

シガーライターに流れる電流の容量からすると、シガレットから電源を取れる車載用アンプは、定格40W出力くらいまでの機器が限度だと思います。

80W出力クラスになりますと消費電流が大きいため、メーカーでは、車のバッテリーとは別に専用のバッテリーを用意して使用することを推奨しているくらいです。おそらく今回の症状は、車載アンプで大きな音量を鳴らすために必要な電流が、シガーライタージャックの容量を超えてしまって、必要な電流が流れないため起きたのではないかと思います。

一度、アンプの電源コードからシガレット電源プラグを外して、放送機器を直接バッテリーに繋いで頂き、動作を確認して見て下さい。それで、大きな音量が出せれば、アンプには問題なく、シガレットから電源をとっていることが原因ということになると思います。

直接バッテリーに繋いでも、音量が上らない場合は、アンプ等機器の不具合が考えられます。その場合、メーカーに修理に出すことになると思いますが、古い機器の場合は、保守が終了してしまって可能性もあります。使用されている機器のメーカー、型式が分かれば、お知らせ頂けましたら修理できる機器か確認いたします。

なお、前述したように、車載用拡声器で、シガライタージャックから電源を取れるのは、40Wくらいまでが限度だと思います。
それ以上の出力のアンプですと、消費電流がシガレットの容量を超えてしまいますので、車のシガレットジャック周りにかなりの負荷がかかります。

通常は、シガレットプラグのヒューズをシガレットの容量より小さくしておき、車への損害等を防ぎますが、20Aと容量の大きなヒューズに交換しているとのことですので、車側への負担が心配なところです。

負荷がかかった場合、車のヒューズが切れて車が動かなくなってしまったり、最悪な場合、シガレット周りが発熱して、ケーブルやシガレットプラグ等が発火してしまうといった可能性がありますので、非常に危険です。現在の使用方法は改善する必要があると思います。

⇒ 車載アンプ(車載用拡声器セット)の一覧

井戸のポンプを軽トラックの電源インバーターで動かすには

【ご質問】
電源インバーターについてお伺い致します。日立製ポンプ(型式:CT-P250W)モーター定格出力:250W、定格消費電力:490W、制御方式:PAMインバーター制御という仕様のポンプを井戸に使用しております。

軽トラにインバーターを接続してポンプを稼働させる事は可能でしょうか?
可能なら容量はどれくらいあればよいのでしょうか?
エンジンをかけた状態にすれば、バッテリーは上がらず連続使用(何時間?)可能なのでしょうか?

【回答】
まず、電源インバーターの容量に関してですが、一般的に、ポンプなどモーターを使用した機器は、起動時など負荷がかかった際に定格消費電流の2~10倍以上の電流が必要になる場合があります。始動電流や突入電流といわれるものですが、その始動電流分も含めた容量のインバーターを使用する必要があります。始動電流が容量を超えてしまった場合は、安全装置が掛りますので、ストップしてしまいます。

お持ちの日立製ポンプ CT-P250Wは、PAMインバーター制御のため、起動電力が一般的なポンプより少ないようです。
一般的なポンプに比べると、起動電力分の余裕を多く見る必要がないのですが、それでも1000W以上のインバーター、が必要になるのではないかと思います。INVS-AS1000-12VやINVS-AS1500-12Vが該当します。
確実に動作させるとなると、余裕のあるINVS-AS1500-12Vをお勧めします。

軽トラックでの動作に関してですが、
バッテリーの状態にもよりますが、短時間であれば動作はすると思います。ただ、日立製ポンプ CT-P250Wを、定格消費電力:490Wで動作させた場合、50A程度の電流がバッテリーから流れる計算になります。

一般的な軽自動車のオルタネーターの充電の能力が、アイドリング時で約40A程度のようですので、充電される電流より消費する電流の方が20%ほどオーバーしてしまいます。充電より消費が多い状態ですので、いずれバッテリーは上ってしまいます。

バッテリーの容量やコンディションにもよりますので、どの程度の時間動いているかかどうかは、申し訳ございませんが弊社ではご回答しかねます。お車のメーカーや販売店等に上記の消費電流をお話して、確認してみて下さい。

⇒ 正弦波インバーターの一覧

自動バッテリー充電器の充電終止電圧は

【ご質問】
48V充電器を探していたところ貴社充電器を見つけました。
使用を予定している150Ahのバッテリーで使用できるか確認するため、CHG-AFC30の充電終止電圧を教えて下さい。

【回答】
全自動バッテリー充電器 CHG-AFC30は、電圧値での充電の制御はしておらず、電流値での制御を行っております。
48Vで充電する場合、MAX15Aで充電し、バッテリーの受け入れ電流が、およそ1A以下になった場合、フロート充電(過充電にならないよう低電圧で、フル充電状態を保持する充電)に切り替わります。

ちなみに、48V充電の場合の通常充電時の電圧は、充電状況によりますが、MAX58.9Vで、フロート充電時がおよそ53.2Vでの充電となります。

⇒ 全自動バッテリー充電器の詳細