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ハイインピーダンススピーカーはどのようなスピーカーですか?

【回答】トランス内蔵スピーカー
インピーダンスが330Ω~10kΩ程度でトランスを内蔵しているタイプのスピーカーです。すなわちトランス内蔵型のスピーカーはハイインピーダンススピーカーということにります。カースピーカー

ローインピーダンススピーカー(4Ω~16Ω程度)と比較してスピーカーケーブルを長くすることが出来ます。また多くの場合、タップ調整により、W数の変更や調整ができますので、スピーカーを増設したい場合や配置換えなどの場合も柔軟な対応ができます。アンプに多くのスピーカをつなぐ場合やスピーカー配線が長い場合に使用されます。

ハイインピーダンスの場合、スピーカーの定格入力がアンプの定格出力より小さいか、同じになるようにしてください。「アンプ出力≧スピーカー入力」になるよう選定してください。

スピーカー用アッテネーター AT-062A/AT-302A/AT-602A 音量減衰器

at602a
ハイインピーダンス100系用
ハイインピーダンススピーカーの音量を調整するアッテネーター(減衰器)です。

壁面にマッチするデザイン
シンプルな外観で壁面にマッチする室内専用タイプ。コネクター用ボックス、コネクター用プレートは別売です。

スピーカーに応じて3種類
スピーカー入力インピーダンスに応じて、アッテネーター3種類のうちから合わせてお使い下さい。

音量は5段階で切換
音量調整は0(消音)、1(音量小)~4(音量大)までの5段階となっています。操作性が良いロータリー式の切換えスイッチを使用。

2線式接続または3線式接続
アッテネーターの音量調整ツマミを0の位置にしますと、緊急放送の場合にもスピーカーから音は出ません。逆に3線式接続の場合、音量調整ツマミが0の位置でも緊急放送時はスピーカーから音が出ます。

ハイインピーダンススピーカーの選定は定格入力W数とインピーダンスに注意

ハイインピーダンススピーカーの選定には、定格入力W数とインピーダンスΩ数にご注意下さい。

放送設備アンプとマッチングが取れないとスピーカーアンプを破損する可能性や発熱の恐れがあります。

定格入力に関して(ハイインピーダンスの場合)
スピーカーの定格入力がアンプの定格出力より小さいか、同じになるようにして下さい。「アンプ出力≧スピーカー入力」になるよう選定して下さい。

インピーダンスに関して
アンプで指定しているよりも低いインピーダンスのスピーカーを接続すると、アンプを破損する危険性があります。同じスピーカー2台を並列に接続するとインピーダンスは半分になります。

ケーブルに関して
トランペット型(ラッパ型ホーンスピーカー)は、いずれのタイプもケーブルは短くしか付属しませんので、延長分は別途ご用意下さい。