カテゴリー: 無線機

特定小電力トランシーバー、無線式拡声器などの情報



多言語通訳のレンタル無線ガイドを3グループで使用するには


800MHz帯ガイドシステムの送信機・受信機は、最大で6チャンネルまで設定が可能です。英語、中国語、韓国語の3か国語であれば、チャンネルを設定すれば(同じ受信機でも)混信せずに使用できます。

⇒ レンタルガイドシステムのセット一覧

レンタル依頼時に、例えば3グループ(3言語)だった場合、それぞれのグループの受信機台数をお知らせいただければ、弊社でチャンネル設定を行い、動作確認後に発送することもできます。チャンネル設定など知識のない方でも、届いてすぐに使用できる安心のサービスです。(設定料は無料)

受信機は台数に制限がなく、受信できるエリアであれば50人でも100人でもOK。受信機には首から掛けられるストラップ付きで、背面にはクリップもあるので、ポケットやウエストに掛けておくこともできます。

荷物を持っていたり、メモを取りながらで手が塞がっていても妨げにならず、ハンズフリーで使用できます。イヤホンは片耳の耳掛け式で左右どちらも耳にも掛けられる形状になっています。

送信機はマルチタイプ。標準で3種のマイク付きなので、説明者・通訳者も自分に合ったもの、用途に合ったマイクを選ぶことができます。マイクはハンズフリーのヘッドセットとタイピンマイク、あと1つはハンド型マイクの3つとなっています。

この送信機にはマイク入力ジャックが2つあり、案内ガイドや展示物説明などでお客さまが質問したり、インタビューしたりする際にはとても便利な機能です。送信機を装着した人(説明者)がヘッドマイクを付け、ハンドマイクで他の人にマイクを向け、質問やインタビューができるスタイルです。

このようにマイク入力が2つある送信機は珍しく、2人の音声がミキシングして送信されるため、受信者も質疑応答の内容がとてもわかりやすいです。工夫次第で、色々と面白い使い方が演出できると思います。

⇒ レンタルガイドシステムのセット一覧

生産設備稼働中の作業説明にイヤホン受信機を試用


見学や監査等で、生産設備が稼働している状況下において作業内容を説明する際、説明側の声が聞こえにくいとのアンケート結果が多かった。また、説明に対する質問があった場合、質問者が何を質問して、説明者がなんと回答したのかが分からないことが多かった。

ワイヤレスイヤホンガイドシステムの見積依頼した際、担当者へ相談してデモ機を利用させていただきました。来期予算に計上するにあたり、使い勝手を確認したかったからです。

説明者が説明するケース、質問を受けるケースともに生産設備の騒音下においても聞き取りやすかった。
受信機は小型であり、首から提げても負担にはならないと感じた。イヤホンを装着した状態でオーバーヘッドの頭巾を被るため、耳掛け型では長時間の装着で耳が痛くならないか等、心配であった。

また、双方向で使用する場合に、マルチマイクでは説明者がトランスミッターを持っているため、質問があった時に説明者が質問者のもとへマイクを持っていき、マイクを向けなければならず、説明者の負担が大きくなるのではと懸念された。むしろハンドマイクの方が使い勝手が良いように感じられた。

⇒ ワイヤレスガイドシステム 工場見学・同時通訳などに

工場案内ガイドでスマホ録音の音声をイヤホンでモニタリング

【ご質問】
工場案内で使用する機器を調べていたところ、御社のHPを拝見し、弊社でやりたいことができるのではないかと思い、ご連絡させていただきました。

現在、弊社では、工場案内の技術的な説明をするために特定の人間に負担がかかってしまうため、誰でも案内ができるように、スマホ等に案内の音源を入れて、要所要所で説明内容を流すような方法を検討しております。

やりたいことは、1台の送信機にて『案内人がマイクでしゃべる(誘導など)』『スマホで工場案内の音声データを流す』、の2つ、どちらも聞き手に聞こえるようにしたいのです。弊社にある機器も使っていろいろ試しておりますが、音声が聞き取りにくく、実用化に至っておりません。御社のガイドシステムで実現は可能でしょうか?

【回答】
弊社のワイヤレスガイドシステム(ビーガイド)のマルチマイク NZB-M820 には、マイク入力端子が2つありますので、1つの入力端子にマイクを接続し、もうひとつの入力端子にとスマートフォン、ICレコーダーなどの外部機器(音声再生機器)を繋いで頂き、使用することができます。

ですので、ご希望されているように、マイクでの音声、スマホの再生音声(工場案内の音声データ)のどちらもワイヤレスレシーバーに飛ばして、見学者が聞くことはできます。弊社のガイドシステム(ビーガイド)は、高音質の800MHz帯を使用した機器ですので、クリアーな音質で使用頂けます。

ただ、マイクの信号と外部機器の音声信号は、大きさが異なりますので、マイクと機器の音量のバランスを調整して頂く必要があります。調整は、接続する機器の音量調整や抵抗入りケーブルなどで行います。

外部機器の音声信号が、大きすぎると過入力なって、音割れ等で聞き難くなったり、機器の破損に繋がることもありますので、機器の音量を調整して入力する必要はあります。なお、同時に音声を入力した場合、2つの入力音声はミキシングして送信されます。

⇒ マルチマイク NZB-M820 詳細

⇒ ワイヤレスレシーバー(ビーガイド) NZB-R800 詳細

なお、マルチマイク等の機器は、レンタル品にラインナップしておりますので、有料ではありますが、こちらを利用してのお試しも可能です。レンタル品であれば、実際に使用される環境でお試し頂く事もできますので、宜しければ、ご検討ください。

⇒ マルチマイク(RENT-M820)レンタル

⇒ ワイヤレスレシーバー ビーガイド(RENT-R800)レンタル

ドローンにパワギガMを載せてスピーカー音声を拡声

パワギガM ワイヤレス拡声器
【ご質問】
パワギガMについてですが、ワイヤレスマイクの通信距離は、どれくらいになりますでしょうか?
ドローンに載せて、500m~1km離れた距離で使用したいのですが、対応できますでしょうか?もし対応できない場合は、何か方法はありますでしょうか?

【回答】
パワギガM(NZ-691-W)の、ワイヤレスマイク(送信機)の通信距離は、電波環境が良く見通しの良いところで、約20mになります。ですので、ご希望されている距離では、残念ながら対応できないです。

パワギガシリーズの他の拡声器セットで、遠距離の通信で対応可能な機器がありますので、ご紹介致します。
無線拡声器セット(NZ680A-TR)は、パワギガE(NZ-680-A)と特定小電力トランシーバーとのセットになります。特定小電力トランシーバーを使用し、遠距離で話した音声を、スピーカー(パワギガE NZ-680-A)から大きく拡声することのできるセット構成品です。

トランシーバーは、見通しの良い開けた場所ですと、1~2kmの通信距離がありますので、ドローンを使用される環境が、見通しの良い開けた場所であれば、0.5~1kmの距離であれば、通信し、拡声できるのではないでしょうか。(※市街地など障害物の乱立するところですと、100m~200mの通信距離になってしまう場合があります)

お問い合わせ頂いたパワギガMとパワギガEは、同じ定格出力15W(最大20W)ですので、同程度の音量で拡声することができます。ちなみに、音声到達距離は、静かで無風の環境で180m以上ございます。(周りの騒音状況、風向き等の影響で、到達距離は大幅に左右されます)

なお、特定小電力トランシーバーは、電波法で一回の通信時間に制限(30秒)がかけられておりますので、パワギガMや一般的なワイヤレスマイクのように、長時間続けて話し続けることはできません。その点はご了承下さい。
また、ワイヤレスマイクに比べ、トランシーバーですと、音質があまり良くない点や、混信してしまう可能性があるなどのややデメリットの面もあります。

⇒ 無線拡声器セット NZ680A-TR