インピーダンス測定器（スピーカー インピーダンスメーター）

どこでも使える携帯型

収納ケースには手提げベルトが付属するので持ち運びが便利。また、単三乾電池×四本で動作するので、いつでもどこでもすぐにスピーカーインピーダンスの測定ができます。

インピーダンス測定器とは

回路試験器（テスター）で抵抗を測定するようにスピーカー回線のインピーダンスを測ることができる測定器です。ハイインピーダンススピーカーの回路も簡単に測定できます。

コンパクトで軽量

このインピーダンス測定器のサイズは、収納ケースを含めても１２０(横)×２２０(高)×６３(奥行)ｍｍ とコンパクトです。

３レンジ切換方式

測定範囲は、３レンジの切り換え方式で、５Ω～１００ｋΩの範囲を測定できます。測定精度は、±１０％。アナログメーターの針が振れる直接指示のため、直感的に視認できます。

実績の高い ZM-104 の新型タイプ

インピーダンス測定器として実績の高い従来型 ZM-104 がマイナーチェンジされ、新型 ZM-104A となりました。レンジ切換のプッシュ式操作ボタンがロータリースイッチに変更されました。

1. ２週間以上、使わない場合は、乾電池を取り出して下さい。電池の液もれ、火災・けが・周囲汚損の原因となることがあります。
   
   
2. インピーダンス測定器を使用後はレンジセレクターをＯＦＦにする。切り忘れると、内部回路に電気が流れ続けて電池が消耗します。
3. 測定回路に電圧（ＡＣまたはＤＣ）が印加されたまま測定端子を接続しないで下さい。故障の原因となりますので、測定回路に電圧が印加していないことを確かめてから測定して下さい。
   
   
4. 電池を入れ換えるとき、極性を正しく確認してから挿入して下さい。電池の極性を間違えると、故障の原因となります。
   
   

1. 本器に単3 形乾電池（R6）が正しく入っていることを確かめる。
   
   
2. インピーダンス測定器に付属のテスターリード（赤線・黒線）を測定端子へ差し込みます。テスターリードに極性はありません。
   
   
3. レンジセレクターを×１、×１０、×１００のいずれか適切なレンジへ切換えます。
   
   
4. ０Ω調整：
   ０Ωボタンを押した状態で、０Ω 調整つまみを回して、メーターの指針が０Ωを示すように調整します。レンジを他のレンジへ切換えた時、その都度０Ωの調整を行って下さい。（０Ωプッシュスイッチを押すと、ＺＸ端子間がショートしますから、テスターリード（赤線・黒線）で短絡する手間がはぶけます。）
   
   
5. 測定する前に、スピーカー回線等、測定回路に電圧（ＡＣまたはＤＣ）が印加していないことを確かめてから、テスターリード（赤線・黒線）を測定回路に確実に接触させて下さい。
   
   
6. インピーダンスの読みかた：
   メーターの指針は、測定回路のインピーダンス値を示しますから、メーターの読みに測定レンジの倍率を掛けて、インピーダンスを読みとります。例えば、メーターの指針がメモリの５０を指示しているとしますと、×１レンジならインピーダンスは５０Ω、×１０なら５００Ω、×１００なら５ｋΩとなります。
   
   

1. スピーカー回線の最大負荷を測定することができます。（一斉放送または非常用放送をしている状態です）すでに工事が完了している現場ではこの方法でインピーダンスを測定して下さい。（図１参考）
   ※アッテネーターの操作に関係なくメーターの指示値は一定です。
   
   
2. スピーカー回線のアッテネーターが動作している状態でのインピーダンスを測定することができます。アッテネーター目盛の位置によりインピーダンスが変化します。この測定のしかたはアンプにスピーカー線を接続する前のアッテネーターの動作チェックおよびスピーカー回線全体の動作チェックをするために便利です（図２参考）
   ※アッテネーターの操作に応じてメーターの指示値が変わります。

極性を正しく確認してから挿入して下さい。